| ■ モン・サン・ミッシェル 1 伊藤 和男さん ■ | |
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海中に浮かぶ岩山に聳える修道院。その由来は、8世紀の始め、大天使ミカエルのお告げにより、当時の司教オベールが80メートルの岩山トンプ島に建立した。礼拝堂から始まりその後、何世紀に亘ってロマネスク様式の僧院、ゴシックの塔などが建てられ、拡張し続けた。今日まで巡礼地として栄えてきた。遠くから眺めると島全体が海に浮かぶ城のように幻想的な美しさを醸し出している。 |
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15世紀の英仏戦争に巻き込まれ、城壁が作られ、牢獄までもが作られた。その後修道院として蘇り、多くの巡礼者が訪れている。世界遺産のトップの座を占めている。満潮時は海に浮かぶ孤島、干潮時は辺り一面干潟になる。満ちてくるとき、潮の押し寄せが見ものである。そんなモン・サン・ミッシェルを訪れてみたいと予ねてより思っていた。幸いここスペインからそんなに遠くない。 |
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| ■ モン・サン・ミッシェル 紀行 2 伊藤 和男さん ■ | |
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朝、まだ日の出前。ホテルのドアーを静かに開き、4名は島の坂道を登る。急坂は石畳、丸みを帯びた階段、何百万人もの巡礼者が歩いた歴史が刻み込まれた道である。石の表面が光っている。周りの古い建物、海が朝靄に煙っている。天候はまずまず。花が咲き、空気が清々しい。 |
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時間にして40分ぐらい声も出さず、ただただ潮に沈められていく干潟を眺めていた。大自然の偉大さに驚く。その昔、多くの巡礼者がこの潮に呑まれて神に召されたという。満ちた気分でホテルへ戻る途中に、お土産を買う。MARE POULARDのクッキーとM・ミッシェルのお城をデザインした黒いTシャツなど。これで心置きなくこの島を発てる。 |
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| ■ 旅行 田舎ドライブ ■ | |
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初夏の青空に誘われて、週末の気晴らしにドライブに出かける。今日の目的地はカディスのZahara
de los Atunes方面。FuengirolaからN340を飛ばして、東にむかう。 Algecirasの直前でLos
Barriosを経由して内陸部に入る。コーストから数分であたりは全くのカンポ地帯。周囲の青々とした緑とぽっかり浮いた白い雲。さわやかな空気。視界にクレーンが見えないのがなんとも新鮮で気分はすっかりホリデー。 |
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このVentaはSierraに囲まれた土地柄を反映してか鹿や野鳥料理があった。Menu del Diaを平らげてすっかりお腹いっぱい。チーズ、腸詰関係の並んだ地場産品のコーナーに目を惹かれ5リットルのオリーブオイルを買い込んでしまう。 |
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それから大西洋岸の小さな町、Boloniaへ。漁村らしい鄙びた雰囲気の町。人影も少なくビーチが余計に大きく見える。大西洋のビーチは地中海と違って砂がベージュ色。 |
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少し腹ごなしをしようとビーチに出る。ドライブに同行した北国を知らない南国のハスキー犬は砂浜が大好き。穴を掘りまくって、大満足だ。水を見ると飛び込んで行く犬に引きずられるように波打ち際まで行くと、水はまだ冷たい。久々の水遊び。 |
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Zahara de los Atunesから今度は沿岸ルートでTarifaに向う。この近隣のビーチはサーフィンのメッカ。道沿いにもサーフショップやマリンスポーツセンターが並ぶ。金色のビーチと砂丘地帯、今は人影もなく雄大な景色が広がるが、夏になれば観光客やキャンパーが増える。どこかヒッピーっぽいムードがある。 |
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Algecirasに近づいてくると山並みにそって風力発電用の風車がたくさん並んでいる。近くを通り過ぎるとブンブンと大きな音が聞こえる。人工的な異様な風景だ。 |
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本日の走行距離200キロちょっと。今度は泊まりで行ってもいいかもしれない。 |
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