| ■ やさしいスペイン語 ■ |
| よりスペイン語らしく話すには 発音のお話 2 |
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みなさんお元気ですか。
さて今回も前回に引き続いて、よりスペイン語らしく話すためのちょっとしたコツを考えてみましょう。前号では ラ行(rとl)、タ行(t)やファ行(f)などの日本語にない子音を意識することが発音のブラッシュアップの第一歩ということでしたね。
今日は特に日本語とスペイン語のアクセントの違いをみていきましょう。日本語式のアクセントでついついスペイン語を話していませんか。自分では文法的に完璧なスペイン語を話しているつもりでも上手く意思が伝わらない。そんな悩みの一番の原因は日本式のアクセントでスペイン語を話してしまうことにあります。あるスペイン人講師も「多少文法に難があっても、きちんとしたスペイン語のアクセントをマスターしている生徒の方が、文法的に完璧であっても母国語のアクセントを引きずっている人よりも格段に聞き取りやすい」と言っていました。ところが日本語とスペイン語のアクセントの違いを知っている人は少ないものです。
一口で言うと、日本語は「高低アクセント(音の高さ、低さの違いでアクセントをつける)」、スペイン語は英語と同じ「強弱アクセント(アクセントのあるところにストレスをつけて発音する)」のグループに分かれます。ストレスとは強めに音を出すということですが、スペイン語の場合は気持ち長めに発音する感じでOKです。(セニョリータの「リー」のように。) 日本人の話者に多いのがスペイン語を話すときストレスをつけずに日本式のやり方でお経を唱えるように平板に発音してしまうことです。
問題は単語のどこにストレスを置けばよいかです。一見難しそうですが、3つのきまりを覚えてしまえばお悩み解消なのです。さあ見てみましょう!
1. 一番後にある文字が 「ボインズ」
(5つの母音(a.e.i.o.u)+子音N、S) で終わる単語
→ 後ろから数えて二番目の母音の上にストレスをつけて発音
例:casa, casas, señorita など
2. N.S 以外の子音(母音以外の文字)で終わる単語
→ 後ろから数えて最初の母音の上にストレスをつけて発音
例:Madrid
3. アクセント符号(´)がある単語
→ アクセント符号があるところにストレスをつける。
例:Málaga
あと注意していただきたいのが、 Madridのように子音で終わる単語の発音です。日本のガイドブックにはマドリードと書いてありますが、現地では「マドリ(リを強く)」と呼ばれているように、最後のdはほとんど発音されません。(時計reloj
のjも同じ。「レロッホ」→ 「レロッ」)
「お経」もいいですが、やはりメリハリが利いたリズム感のある「ラテン音楽」の調子を目指したいですね。(とらこ) |
| よりスペイン語らしく話すには(発音のお話 1) |
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さて今回は、よりスペイン語らしく話すためのちょっとしたコツがテーマです。
スペイン語を始めたきっかけとして、5つの母音が同じことやローマ字読みが可能など、発音の親しみやすさを挙げる方が多いです。一方、「いつまでも日本語なまりがとれない」と悩んでいる人も。じつはこれはスペイン語特有の発音システムに日本式をそのまま使っていることに起こります。もちろん「日本語なまり」でも堂々とスペイン語で意思の疎通を図っている方もおり、それはすばらしいことです。が、もうちょっとブラッシュアップしたいというのが本音ではないでしょうか。
1. 日本語にない子音を意識する。
ラ行 (r と l)
スペイン語には日本語に無い子音の発音があります。rとl の区別が発音だけでなく聞き取りも苦手な人が多いと思いますが、それはこれらの発音が日本語に存在しないからです。
特に日本語のラ行はrとlの間とされ、現実に幼児期からこの音を聞いて育った私たちにはこの二つの子音の区別は大変難しいのです。アドバイスとして、できなくてもあまり神経質にならないことと、rが語頭に来たときに巻き舌になることを意識してもらえば良いと思います。(例 レモン
limón のレは巻き舌ではないが、バラrosa
のロは巻き舌)これを知っているだけで格段に違います。ちなみに語中に来るrとlを間違っても、全体の文脈を見れば何が言いたいのか大抵分かると思いますので、気にしないほうがいいと思います。
ファ行 (f)
日本語のfではじまるファ、フ、ホなどの音は、両唇を近づけそこから息を出す感じです。一方、スペイン語のfは前歯で下唇を軽く噛みながら息を出します。多くの方は、この前歯で下唇を噛むということをしないで日本式に発音しているのではないでしょうか。
今度、買い物に行ったときに (〜をお願い)ポル ファボール (por
favor)のファを出すときに気持ち下唇を噛むようにしてください。きっとよりスペイン語らしく聞こえることでしょう。
タ行 (t)
意外とtの音が曲者です。特にti やtuなどを日本式に「チ」「ツ」と読んでいませんか。日本式は音を出すときに前歯の裏に息をぶつけます。スペイン式は「ティ」「トゥ」と歯茎(前歯の裏の付け根)に舌を一回はじくように出します。これはタ行すべてに当てはまります。 今度 Tú
(君)とだれかに話しかけるときにこの「トゥ」を意識しましょう。
日本語とスペイン語のアクセントの違いなどについて話したいのですが、今回はスペースの関係で、次回までのお楽しみとさせていただきます。(とらこ) |
| ¡ Bienvenido a
casa ! 我が家にようこそ! |
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春の一大イベントセマーナサンタも終わり一段落。本格的に暑くなる前に、ご近所のスペイン人家族を招いてホームパーティを開く計画を立てようとしている方もいるかもしれません。お寿司、刺身、わさび、緑茶(té
verde)など一昔前ではスペイン人が食わず嫌いがちであった日本料理(Comida japonesa)も最近ではすっかり市民権を得たようですね。お隣さんを招いて巻きずしなんてどうですか。言葉の壁を超え楽しいひと時を過ごせることでしょう。というわけで今回はお客さんを招くときに役立つフレーズを覚えましょう。
玄関先でドアを開けながら「どうぞ入ってください」!
¡Pasa, pasa! (親しい人に)
¡Pase usted! (目上の人、あまり親しくない人に)
¡Adelante!「いらっしゃい」
Bienvenido (bienvenida 女性に)
スペインではお客さんを迎える時、親しい間柄では頬に軽くキスを左右1回ずつします。といっても本当にブチュとしたらびっくりされます。実際はお互いのほっぺたを軽く近づけながらチュッチュッと音をたてるだけなので注意しましょう。男性同士では握手やポンポンと肩を軽くたたきあったりします。
室内で「どうぞおかけください」
Siéntate.(親しい人に)
Siéntese, por favor.(目上に)
「楽にしてくださいね。」
Estás en tu casa. Está en su casa.
「何を飲みたいですか。」
¿Qué quieres beber?
よくスペインの家庭ではお客さんを招くときにEstás en tu
casa.「君の家にいるようにしてね」などと言われます。だからといって、いい気になって冷蔵庫の中にある飲み物を勝手に飲んだり、自宅にいるような調子で足をテーブルの上に乗っけたりしたら、白い目で見られます。いわゆる「くつろいでね」という意味なのです。社交辞令はなにも日本の専売特許ではないことを思い出しましょう。(とらこ) |
| レームのつけ方あれこれ Quien
calla, otorga. |
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短期・長期にかかわらずスペインに滞在されている方なら誰でも、「日本ならこんなひどい対応はないはずだ」「とっくに約束の期日が過ぎているにまったく連絡がない」。こんな、いやな思いされた事あると思います。毎日がイライラの連続、日本の生活を懐かしがり、スペイン人気質を批判することは簡単ですが、それではせっかくの貴重なスペインでの生活体験が味気なくなってしまいますね。ここはいっそのこと自分が抱える不平不満を思い切って相手にぶつけてみるのも一つの手です。とかく私たち日本人は和を尊び、いやなことがあっても相手に推し量ってもらう婉曲な表現を好みます。が、スペインのことわざに”Quien
calla, otorga”
(黙っている人は容認する人)とあるように「文句を言わないから、きっと賛成しているのだろう」と一方的に思い込まれてしまうのがオチなのです。
クレームのつけ方は色々ありますが、基本はなんといっても「ノー」とはっきり言うことです。ポイントはしっかり相手の目を見ながら「Nooo」(ノオオ)と少し語尾を長めにすること。「No-no-no」と繰り返し言うのもよいでしょう。そのとき人差し指を上に立て、左右に小刻みに動かせれば上級です。
しかし、開き直ってしまうツワモノが多いのがスペイン。このような場合は相手に自分が怒っている事を伝えた方が、状況が好転することが多いのです。
Estoy muy enfadado (enfadada 女性) 私は非常に怒っている
Estoy muy enfadado (enfadada 女性) contigo (あなたに)/ con tu comportamiento
(あなたの態度に)
ここまで言ってまったく相手にされなかったら、あなたのイライラを正直にぶつけてみるのも一つの方法です。
¡No puedo más! (もう我慢できない)
¡Esto no puede seguir así! (このままでは許されないぞ)
¡Siempre igual! (いつもそうだ)
¡Ya está bien! ¡Ya basta! (もうたくさんだ)
こちらが憤慨していること知り、始めて事の重大さに気づく(気づくフリをする)店員が多いので時には強気に出ることも重要です。
ここまで言ってダメだったら、「もうこのお店(企業、病院など)は話にならない」と見切りをつけたほうがいいかもしれませんね。もちろん、うまくいったときには「ありがとう」「Usted
ha sido muy amable(とても親切でした)」と少し大げさに言っておくと次回には快く対応してくれることが多いのです。(とらこ) |
| 頼みごと |